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ケイジジョウガクテキ?

さて今日から10月ですね。
秋と言えば芸術の秋。
今年もあと3ヶ月ということで元気に頑張って行きましょう。

最近は色んなことを考えなければいけない状況だったということもありましたが
自分が向かっていく先をしっかり見据えることができるようになってきました。
それがどんな形になろうとも受け入れていく潔さ。

思い至る先にはやはり前向きに物事を捉えて行動していくこと、でした。
その先を決して悲観とかしてる訳ではなくて
あるがままに受け入れ、そこからまた自分も成長していけることを望んでいます。

形而上学的に考えることはとても苦手な自分ですが(笑)
存在そのものから何かの疑問にぶち当たりそこで考えるというのは
自分や他者の存在によってのみ成立する話であって
自分が演奏したいという想いに深く根ざした気持ちとして
やはり周囲に感謝しながら生きていくことでその気持ちが証明されていくんだと思いました。

存在そのものを問題にしていくことは音楽の世界ではとても大切なこと。(と思ってます)
なにかが存在しているところを問題にするのではなく
なぜそこに存在するのか?という想いの中から生まれてくる音楽にとって
それを表現する人間の存在を考えることはとても意味のあることだ、と。

その音楽を聴きに来てくれる方々の存在もまた大きな意味を持っていて
両者の想いを繋げていくため表現し共有できる音楽は本当に素晴らしいものだと思います。

演奏したり、聴きに行ったり、CD聴いたり音楽に触れるときにいつも考えるのは
なぜこの音やハーモニーやリズムがあるのか?なんてことを思ってるわけですが
ゼロもしくは無から何かを発する存在に凄く意識が向いていきます。
良い意味で、なぜ今その音なのか?という不思議の連続。

それよりももっと直接的に訴えてくる瞬間も多々あります。
実はそのほうが突き刺さり具合は大きいと思います。
形而下学的な側面のほうがよりシンプルに音楽を捉えることができるのだと思います。
その存在そのもが保証されたことを前提にしているからだと思うのですが
僕にとっては「疑問を持ったその瞬間に肯定していく」というプロセスを楽しんでいる自分も
いたりします。

ダラダラと書いてしまいましたが、決して僕はインテリではありません(笑)
たまにはこうやって理論をこねくり回したくなるだけです。
ブレの無い音楽を表現していきたいからこその発酵過程だと思います。

といことで「絶対に来て欲しいライブ!」の告知です。

【第1弾】
10月10日(金)大森海岸「佐和」  荒武裕一朗(p)Trio+川嶋哲郎(sax)
          w/生沼邦夫(b)、力武誠(ds)

*スペシャルゲストに川嶋さんを迎えての盛り上がり必至な超お勧めライブです
 あの大森「佐和」の熱気を充分に堪能してください!


【第2弾】 
11月30日(日)新宿Pit inn(夜の部) 荒武裕一朗(p)Trio
                     with Phaedra Kwant(b) from Holland
         
         w/安東昇(b)、今泉総之輔(ds)   Supported by Tozai Travel

*今年初頭のヨーロッパツアーで共演させて頂いたPhaedraの来日公演です
 安東昇との2本のベース共演はTrio初の試み!ん~楽しみ! 
          

【第3弾】
12月4日(木)武蔵野スィングホール  荒武裕一朗(p)Trio+牧野竜太郎(vo)
                              Special Guest:Phaedra Kwant(b)

          w/今泉総之輔(ds)        Supported by Tozai Travel

*僕のTrioに注目の若手シンガー牧野竜太郎を迎えてスペシャル編成でお送りします。
 HappyでSoulfulな歌で寒い冬を吹き飛ばす熱いライブにします!


みんさんスケジュールチェックをお早めに!
お待ちしてます!                   
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by arapf331 | 2008-10-01 11:33 | Jazz

腹立てず 心は丸く 気は長く おのれ小さく 人は大きく!荒武裕一朗


by あらちゃん