心の向かうままに

懐かしい昔話を少しだけ。

某ジャズクラブでバイトを始めたのは大学3年生。
毎夜トップクラスのミュージシャンの演奏を聴きながら
「自分もいつかあぁいう風に弾けるようになるぞ!」
と出演中の先輩を捕まえては質問攻め(笑)
みなさん気さくに色々とご教授頂いた。

そんな中、一言も口をきいてくれなかったミュージシャンがいる。
そう、ピアニスト本田竹広さんだった。

レコードでしか知らなかった本田さんのプレイを生で聴き呆然とした。
日本にこんなピアノを弾く人がいたんだ!と。

それから本田さんが出演する日は社長に懇願し、
バイトを休ませてもらい一番前のかぶりつき席で本田さんの演奏を全身で浴びるように貪った。


そんなことを毎月繰り返していたある日、
「お前、いつも聴きにきてるな!」と声をかけられた。僕「はい・・。」
するとドラムの本田珠也さんが後ろから「親父のこと大好きなんだよなぁ」
と笑いながら話し掛けてくれた。

その日以後、本田さんとたくさんお話をさせてもらえるようになった。
心から嬉しかったなぁ。

しかし、その数ヵ月後、本田さんが脳溢血で倒れた。
珠也さんから電話があり、「親父の面倒を見てやって欲しい。」

二つ返事で本田さんの入院する病院へ。
昼間は車椅子を押しリハビリを手伝う。左半身が動かない・・。
ピアニストにとって致命的とも言える病状を目の当たりにした。
「絶対に復活してください!僕にできることは遠慮なく言って下さい」と伝えた。

あれから3年!
吉祥寺SOMETIMEで見事に本田さんは復活した。
この続きはまた書きます。
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先日、ユニバーサルミュージック役員のT氏がふらりとライブに来てくれた。
久しぶりで終演後も一緒にお酒を飲ませて頂いた。
何を隠そう彼は本田さんの大ファンである。

40年も昔の渡辺貞夫さんのFM東京「My dear life」の音源を頂いた。
その数ざっと40本!!
来日中のミュージシャンとのセッション音源も多くあり驚くばかり。
当時貞夫さんバンドの右腕として不動の地位にいた本田さんも参加している。

「僕の宝を君に預ける。責任持って活用してくれ!」
「えっ僕が頂けるんですか?!本当にありがとうございます!!!」

責任の重さを痛感しつつ、嬉しさで一杯だった。
Tさん、貴重な音源をありがとうございました。

すぐに珠也さんに相談し、劣化しないようCD-Rに編集することにした。
膨大な時間がかかるがやってみます。

今やこれを持ってる人はまずいないでしょ。
欲しい人はライブの時にでもこっそり耳打ちして下さい(笑)

そして、僕の最新アルバムです。
是非ダウンロードしてください!
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by arapf331 | 2015-05-19 14:09 | Jazz | Comments(0)  

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