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形而上学的???

久米川・漣での2days Liveは大盛況の中終了しました。
来て頂いた皆様本当にありがとうございました。
まるで満員電車の中にいるような、酸素が薄かった(笑)

藤村麻紀(vo)さん、安東昇(b)くん、力武誠(ds)くんとのコンビネーションも
昨年のツアー以来ずいぶん深くなってきたように思います。
次回は4月3日(日)に同じメンバーで出演します!お楽しみに034.gif

【形而上学】
実在する物事の存在を決定する根本的な原理を解明しようとする研究。
形而上学における主題の中でも最も中心的な主題に存在(existence)の概念がある。


最近は色んなことを考えなければいけない状況だったということもありましたが
自分が向かっていく先をしっかり見据えることができるようになってきました。
それがどんな形になろうとも受け入れていく潔さ。

思い至る先にはやはり前向きに物事を捉えて行動していくこと、でした。
その先を決して悲観とかしてる訳ではなくて
あるがままに受け入れ、そこからまた自分も成長していけることを望んでいます。

形而上学的に考えることはとても苦手な自分ですが(笑)
存在そのものから何かの疑問にぶち当たりそこで考えるというのは
自分や他者の存在によってのみ成立する話であって
自分が演奏したいという想いに深く根ざした気持ちとして
やはり周囲に感謝しながら生きていくことでその気持ちが証明されていくんだと思いました。

存在そのものを問題にしていくことは音楽の世界ではとても大切なこと。(と思ってます)
なにかが存在しているところを問題にするのではなく
なぜそこに存在するのか?という想いの中から生まれてくる音楽にとって
それを表現する人間の存在を考えることはとても意味のあることだ、と。

その音楽を聴きに来てくれる方々の存在もまた大きな意味を持っていて
両者の想いを繋げていくため表現し共有できる音楽は本当に素晴らしいものだと思います。

演奏したり、聴きに行ったり、CD聴いたり音楽に触れるときにいつも考えるのは
なぜこの音やハーモニーやリズムがあるのか?なんてことを思ってるわけですが
ゼロもしくは無から何かを発する存在に凄く意識が向いていきます。
良い意味で、なぜ今その音なのか?という不思議の連続。
形而上学的???_b0122712_10472883.jpg
それよりももっと直接的に訴えてくる瞬間も多々あります。
実はそのほうが突き刺さり具合は大きいと思います。

形而下学的な側面のほうがよりシンプルに音楽を捉えることができるのだと思います。その存在そのもが保証されたことを前提にしているからだと思うのですが、
僕にとっては「疑問を持ったその瞬間に肯定していく」というプロセスを楽しんでいる自分もいたりします。
ブレの無い音楽を表現していきたいからこその発酵過程だと思います。


今週末20日の日曜日はMusic make us one!vol.3@東京FMホールでお会いしましょう!
いやぁ楽しみで仕方ない!!!頑張ります037.gif
by arapf331 | 2011-02-14 10:54 | 雑記

腹立てず 心は丸く 気は長く おのれ小さく 人は大きく!荒武裕一朗


by あらちゃん